開発課通信
Development Department News
2024/01/30
青森県りんごの食育活動に行ってきました
当社では、様々な産地の食育活動の代行やお手伝いをしています。
1月は、青森県産りんごの食育活動を、国立市内の保育園4カ所で実施させていただきました。
今回は2・3歳~5歳の園児の皆さんにお話を聞いてもらいました。みんなとても元気で圧倒されました。
「はなちゃんとりん太くん」という物語の紙芝居と、青森県のりんごができるまでの栽培過程を紹介する紙芝居を読みました。
その後りんごに関する質問を募集し、「サンふじ」と「王林」の試食をしてもらいました。
ここでひとつ、園児の皆さんに出したクイズをご紹介します。
下の写真はりんごを横に輪切りにしたものですが、一番甘いのは次の3つのうちどこの部分でしょうか?
①蜜の部分 ②真ん中の部分 ③皮の近くの部分
正解は・・・
「3.皮の近く」です。
「1.蜜の部分」に引っかかってしまった園児の皆さんも多かったです。蜜と言えばはちみつを連想してしまうので甘いと思ってしまいますよね。
葉から果実に運ばれた糖アルコールの一種の「ソルビトール」が果糖やショ糖に変わることができなくなると、細胞の間に水分として溜まります。それが「蜜」です。そのため、蜜自体は甘くありません。
しかし、蜜が入っているということは栄養分をたっぷり含んでいる証なので、美味しいりんごであることは間違いありません。
どの保育園の園児の皆さんもとても元気でかわいらしく、私たちがたくさんの元気をもらいました。
今回のイベントを機に、少しでもりんごに興味を持ってもらえていたら嬉しいです。
食育活動は年に数回しかありませんが、販売だけでなく、食について知ってもらうための活動もとても大切だなと改めて感じることができました。
担当:惣万