開発課通信

Development Department News

2024/10/01

みかんシーズンの楽しみ方

本日ご紹介するのは、冬を代表する果物「みかん」です。

春~夏場はハウスものがお店に並びますが、涼しくなってくると露地ものが中心になり

手に取りやすい価格になります。

まだ暑さが残る9月から入荷が始まり、年明け以降も入荷が続くみかんですが

時期によって種類が違うことをご存じですか?

今日はみかんシーズンをさらに楽しめるように、時期ごとのみかんの

特徴をご説明したいと思います!

①9~10月頃

この時期にお店に並ぶみかんは「極早生(ごくわせ)みかん」と呼ばれ、みかんの中で

最も早く収穫されるみかんです。

見た目は緑色が強く、甘さよりもすっきりとした酸味が特徴です。

②10~11月頃

この時期のみかんは「早生(わせ)みかん」と呼ばれ、この頃から馴染みのあるオレンジ色が強くなります。

内袋が薄く、甘みがあるのが特徴です。同じ産地のものでも

早生みかんは極早生に比べてみかんらしい甘さを楽しむことができます。

③11~12月頃

この時期のみかんは「中生(なかて)みかん」と呼ばれます。

早生みかんに比べ、さらに甘みが増します。

皮が厚く剥きやすくなりますが、内袋は少し厚くなります。

④1~3月頃

12月下旬から出荷されるみかんで、みかんシーズンのラストを飾るのは

「晩生(おくて)みかん」です。

長期保存に向いており、収穫から1か月ほど貯蔵させることで

濃厚な甘みを引き出します。

皮も内袋も厚くなりますが、酸味も程よくあり、食味の優れたみかんです。

当社には現在、愛媛県・和歌山県などから極早生みかんが入荷中です。

いろんな産地を食べ比べてみるも良し、同じ産地で時期ごとの違いを楽しむも良し!

長く続くみかんシーズンをお楽しみください!

担当:新井