開発課通信
Development Department News

2025/05/13
ホワイトアスパラガスが入荷しています
本日ご紹介するのは「ホワイトアスパラガス」です。
ユリ科の多年生植物であるアスパラガスは枝や葉が出る前の若い茎を食用とし
一度苗を植えると10年以上栽培できる作物です。

日本では、江戸時代にオランダ人から観賞用としてホワイトアスパラガスがもたらされましたが
明治時代からは輸出用の缶詰として生産が始まりました。
1970年以降からは国内向けのグリーンアスパラガスが登場し、現在では栄養価の高い緑黄色野菜として
日本のアスパラガス消費量の9割をグリーンが占めるようになりました。
最近はミニアスパラや紫アスパラガス、そして生鮮のホワイトアスパラガスも流通しています。
2000年以上前からアスパラガスを食用としているヨーロッパでは
生鮮のホワイトアスパラガスが主流で、春を告げる芽吹き野菜として現在も親しまれています。
ホワイトアスパラガスは基本的にグリーンと同じ品種ですが
発芽後に土寄せをして白く軟化させることで育てることができます。

穂先がギュッと締まっており、芯が太くてまっすぐなものを選ぶのがおすすめです◎
ホワイトアスパラは6月中旬までの入荷を予定しております。
スーパーで見かけた際はぜひ手に取ってみてください!
担当:田淵